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記事一覧用語集地域から探す編集部について保育の働き方診断

📑目次

  1. 01はじめに
  2. 02先に結論:内訳と年収で読む
  3. 03求人票の基本項目
  4. 04図:求人票を読む順番
  5. 05月給の内訳を確認する
  6. 06年収で比較する
  7. 07勤務時間と固定残業
  8. 08休日の表記を読み分ける
  9. 09福利厚生・加入保険
  10. 10職員配置を確認する
  11. 11求人媒体の特徴
  12. 12条件の優先順位を決める
  13. 13見学で確認すること
  14. 14求人票のよくある罠
  15. 15よくある誤解
  16. 16応募前のチェックリスト
  17. 17図:応募前の確認
  18. 18求人票の比較例
  19. 19図:月給と年収の逆転
  20. 20面接で聞く質問
  21. 21入職後のミスマッチを防ぐ
  22. 22求人票の用語集
  23. 23求人票のNG例
  24. 24転職エージェントの使い方
  25. 25求人票を読む順番
  26. 26求人票の比較表の作り方
  27. 27よくある質問
  28. 28よくある質問(追加)
  29. 29参考文献・出典
  30. 30まとめ
保育の働き方診断
保育士の求人を探すときに見るポイントとは?求人票の読み方
保育士向け

保育士の求人を探すときに見るポイントとは?求人票の読み方

保育士の求人票の読み方を、月給の内訳、年収比較、固定残業、休日の表記、職員配置、媒体の特徴まで整理します。

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ポイント

求人票の読み方の要点

求人票は月給の内訳と年収で読みます。令和5年の保育士の平均は月27.14万円・賞与71.22万円・年収396.9万円です。月給が高くても賞与が少ないと年収は逆転するため、基本給・手当・賞与の算定基礎を確認します。

📑目次▾
  1. 01はじめに
  2. 02先に結論:内訳と年収で読む
  3. 03求人票の基本項目
  4. 04図:求人票を読む順番
  5. 05月給の内訳を確認する
  6. 06年収で比較する
  7. 07勤務時間と固定残業
  8. 08休日の表記を読み分ける
  9. 09福利厚生・加入保険
  10. 10職員配置を確認する
  11. 11求人媒体の特徴
  12. 12条件の優先順位を決める
  13. 13見学で確認すること
  14. 14求人票のよくある罠
  15. 15よくある誤解
  16. 16応募前のチェックリスト
  17. 17図:応募前の確認
  18. 18求人票の比較例
  19. 19図:月給と年収の逆転
  20. 20面接で聞く質問
  21. 21入職後のミスマッチを防ぐ
  22. 22求人票の用語集
  23. 23求人票のNG例
  24. 24転職エージェントの使い方
  25. 25求人票を読む順番
  26. 26求人票の比較表の作り方
  27. 27よくある質問
  28. 28よくある質問(追加)
  29. 29参考文献・出典
  30. 30まとめ

はじめに

「月給25万円」と書かれていても、基本給が18万円で手当が7万円ということがあります。賞与が基本給の2か月分なら、年収は大きく変わります。

求人票は、給与、勤務時間、休日、福利厚生など、働く条件が詰まった情報の塊です。表面的な数字だけで判断すると、入職後にミスマッチを感じることがあります。

この記事では、月給の内訳、年収での比較、固定残業、休日の表記、職員配置、媒体の特徴、応募前のチェックリストを整理します。

先に結論:内訳と年収で読む

求人票を見るときは、次の3つを押さえます。

  1. 月給の内訳(基本給・手当・固定残業代)
  2. 年収(月給×12か月+賞与)
  3. 勤務時間・休日・職員配置

月給の数字だけで比べず、基本給と賞与の算定基礎を確認します。同じ月給でも、年収と将来の昇給に差が出ます。

求人票の基本項目

項目確認すること
施設形態認可・認可外・認定こども園・小規模
職種・雇用形態保育士・保育教諭・パート
給与基本給・手当・固定残業代
賞与回数・支給月数・算定基礎
勤務時間シフト・固定・変形労働
休日完全週休2日か、年間休日数
福利厚生社会保険・退職金・研修
応募資格資格・経験

施設形態で条件が変わる

認可、認可外、認定こども園、小規模保育では、給与体系や必要な資格が異なります。施設形態を確認してから、他の条件を読みます。

図:求人票を読む順番

求人票を読む順番
1
形態・資格
2
給与の内訳
3
年収
4
勤務・休日
5
配置・研修
月給だけでなく、年収まで計算します。
図:求人票を読む順番

月給の内訳を確認する

月給は、基本給、各種手当、固定残業代から構成されます。「月給22万円」と書かれていても、基本給16万円+手当6万円のことがあります。

基本給

基本給は、賞与・退職金・残業代の算定基礎になることが多いです。基本給が低いと、将来の昇給や賞与にも影響します。

手当

  • 資格手当
  • 役職手当
  • 処遇改善手当
  • 住宅手当・通勤手当
  • 家族手当

固定残業代

「月給20万円(固定残業20時間分含む)」の場合、20時間を超えなければ追加の残業代は出ません。超過分の扱いを確認します。

処遇改善加算

処遇改善加算は、園が職員に配分する制度です。求人票に「処遇改善手当あり」と書かれていても、金額は園によって異なります。面接で実績を確認します。

年収で比較する

厚生労働省の令和5年賃金構造基本統計調査では、保育士の平均は月額所定内給与27.14万円、年間賞与71.22万円、推定年収396.9万円です。

月給が高くても年収が低い例

A園:月給20万円×12か月+賞与2か月(40万円)=年収280万円。B園:月給18万円×12か月+賞与4か月(72万円)=年収288万円。月給が高いA園より、B園の年収が高くなります。

賞与の算定基礎

「年2回・計4か月分」と書かれていても、基本給16万円なら64万円、手当込みの20万円なら80万円です。算定基礎が基本給か、手当込みかを確認します。

年収の計算

月給×12か月+賞与の実績で、年収を概算します。求人票に年収が書かれていない場合は、自分で計算します。

手取り

年収が同じでも、社会保険料や税金で手取りは変わります。手取りベースでも比較します。

年収を上げる方法

年収を上げるには、基本給の高い園を選ぶ、賞与の実績が高い園を選ぶ、役職を目指す、処遇改善の配分が手厚い園を選ぶ、といった方法があります。転職の際は、月給だけでなく、基本給と賞与の実績を確認します。

同じ園でも、経験年数や役職によって年収は変わります。長く働く場合は、昇給の実績と、役職手当の水準も確認します。

勤務時間と固定残業

勤務形態

  • 固定時間制:毎日同じ時間
  • シフト制:早番・中番・遅番
  • 変形労働時間制:月・年単位で調整

開園時間とシフト

開園時間とシフトの時間が重なっている場合、開園準備や閉園後の片付けで、実質の勤務時間が長くなる可能性があります。

残業の表記

「残業月平均10時間以内」と書かれていても、持ち帰り仕事が含まれていない場合があります。行事前の残業や持ち帰りの有無を確認します。

固定残業代の確認

固定残業代がある場合、時間数と超過分の扱いを確認します。固定残業代を差し引いた基本給の水準も見ます。

休日の表記を読み分ける

完全週休2日制

毎週必ず2日の休みがあります。曜日が固定されている場合と、シフト制の場合があります。

週休2日制

月に1回以上、2日の休みがある週があればよく、毎週2日とは限りません。年間休日数と合わせて確認します。

年間休日数

保育園では年間休日110日前後が多いです。120日以上なら、完全週休2日に近い水準です。

有給・特別休暇

有給の取得率、産休・育休の取得実績、リフレッシュ休暇の有無を確認します。

休日の取り方

シフト制の場合、希望休の取りやすさ、連休の取りやすさを確認します。行事がある月は、休日が変わる場合があります。

福利厚生・加入保険

四大保険

健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険の4つが揃っているかを確認します。正社員は原則として加入します。

退職金

退職金制度の有無と、算定基礎を確認します。長期で働く場合は、退職金も年収の一部として考えます。

産休・育休

産休・育休の取得実績、復帰率を確認します。制度があっても、取得しにくい職場もあります。

研修・資格取得支援

研修の機会、資格取得の補助、キャリアアップ研修の受講支援を確認します。

住宅手当・社宅

住宅手当や借り上げ社宅は、都市部では大きな支援になります。金額と条件を確認します。

職員配置を確認する

求人票には書かれにくいですが、職員配置は働きやすさを大きく左右します。国の配置基準は、0歳児3:1、1〜2歳児6:1、3歳児15:1、4〜5歳児25:1です。

基準と実態

配置基準ぎりぎりの園では、一人あたりの負担が大きくなります。基準に余裕を持たせている園、加配の職員がいる園は、働きやすい傾向があります。

確認する方法

求人票に職員数が書かれている場合は、クラス数と照らし合わせます。見学や面接で、クラスの配置、フリーの職員の有無、休憩の取りやすさを聞きます。

常勤と非常勤の割合

常勤と非常勤の割合も確認します。非常勤が多い園では、シフトの調整や情報共有の負担が変わる場合があります。

職員の定着率

平均勤続年数や離職率は、職場の安定性を示します。求人票に記載がない場合は、面接で聞きます。

求人媒体の特徴

媒体特徴向いている人
専門求人サイト保育の求人が多い、条件で絞れる自分で探したい人
ハローワーク公的、地域の求人近くの園を探したい人
転職エージェント非公開求人、条件交渉相談しながら探したい人
園のHP・張り紙園の雰囲気が分かる通いやすい園を探したい人

専門求人サイト

保育士専門のサイトは、施設形態や勤務時間で絞り込めます。求人の数が多い一方、同じ求人が複数のサイトに掲載されている場合があります。

ハローワーク

公的な窓口で、地域の求人を紹介します。相談員に条件を伝え、紹介してもらえます。

転職エージェント

非公開の求人を紹介してもらえる場合があります。条件交渉や面接対策の支援を受けられます。

園のHP・張り紙

園の教育方針や行事、職員の雰囲気が分かります。通いやすい園を直接確認する方法です。

条件の優先順位を決める

求人を比べるときは、すべての条件を満たす園を探すのではなく、譲れない条件を2〜3個に絞ります。

優先順位の例

  • 給与・年収を重視
  • 勤務時間・休日を重視
  • 通勤時間を重視
  • 保育方針・教育内容を重視
  • キャリア・研修を重視

ライフステージで変わる

子育て中は勤務時間と休日、キャリアを積みたい時期は研修と昇進、生活の安定を重視するなら給与と雇用形態を優先します。

家族と話す

転職は家族の生活にも影響します。年収、勤務時間、通勤時間を共有し、優先順位を合わせます。

比較表を作る

候補の園を、給与、年収、休日、勤務時間、通勤、研修の項目で表にします。数字で比べると、判断しやすくなります。

優先順位の見直し

転職活動を進める中で、優先順位が変わることもあります。給与を重視していたが、見学で雰囲気を大切にしたいと感じる、といった変化です。活動の途中で、優先順位を定期的に見直します。

見学で確認すること

子どもの様子

子どもが安心して過ごしているか、職員が丁寧に関わっているかを見ます。子どもの表情や、遊びへの集中を見ます。

職員の様子

職員同士の挨拶、会話、休憩の取り方を見ます。忙しさの中でも、余裕があるかどうかが分かります。

施設の環境

保育室の広さ、安全対策、清潔さ、掲示物の内容を見ます。子どもの作品や、職員の工夫が分かります。

質問すること

  • クラスの配置と職員数を教えてください
  • 残業や持ち帰りはどのくらいありますか
  • 研修の機会はありますか
  • 産休・育休の取得実績はありますか

見学のマナー

約束の時間を守り、子どもや職員の迷惑にならないようにします。写真撮影は許可を確認します。

見学の後に

見学したら、その日のうちにメモを残します。子どもの様子、職員の対応、気になった点をまとめ、複数の園を比べます。

求人票のよくある罠

「月給」に手当が含まれている

月給の内訳を確認しないと、基本給が低いことに気づきません。賞与や退職金の算定基礎に影響します。

「残業なし」の表記

持ち帰り仕事や、行事前の居残りが含まれていない場合があります。実態を面接で確認します。

「完全週休2日制」と「週休2日制」

完全週休2日は毎週2日、週休2日は月に1回以上2日の休みがある週があればよい、という違いがあります。

「賞与あり」の実績

支給回数と支給月数、過去の実績を確認します。「業績による」場合は、実績を聞きます。

「アットホームな職場」

雰囲気の表現は、人によって受け取り方が異なります。見学で実際の雰囲気を確認します。

「研修充実」の内容

研修の頻度、内容、受講中の扱いを確認します。外部研修の支援があるかも重要です。

よくある誤解

「月給が高い園が、年収も高い」

賞与の支給月数と算定基礎によって、年収は逆転します。月給×12か月+賞与で比較します。

「求人票に書いてあることは、すべて本当」

求人票は、園が伝えたい情報を載せています。実態と異なる場合もあるため、見学と面接で確認します。

「求人が多い園は、良い園」

求人が多い理由は、規模の拡大、欠員の補充、離職率の高さなどさまざまです。理由を確認します。

「条件が良ければ、雰囲気は問わない」

毎日働く職場では、人間関係と雰囲気が働きやすさを左右します。条件と雰囲気の両方を見ます。

「見学は、採用のための面接」

見学は、自分が園を選ぶための機会です。質問し、自分に合うかを判断します。

求人票は、園を選ぶための材料です。気になる点は、応募前に遠慮なく質問してください。

応募前のチェックリスト

給与・待遇

  • 基本給と手当の内訳
  • 固定残業代の時間数
  • 賞与の回数・支給月数・算定基礎
  • 社会保険・退職金
  • 住宅手当・通勤手当

働き方

  • 勤務時間・シフト
  • 完全週休2日か、年間休日数
  • 残業・持ち帰りの実態
  • 有給・産休・育休
  • 時短・パートの可否

環境

  • 職員数・配置
  • 平均勤続年数
  • 研修・資格取得支援
  • 施設の安全・衛生

応募の前に

求人票の記載と、見学・面接で聞いた内容が一致しているかを確認します。疑問点は、応募前の問い合わせで解消します。

図:応募前の確認

応募前の確認
給与基本給・手当・賞与
↓ 生活
働き方時間・休日・残業
↓ 継続
環境配置・研修・定着
求人票にないことは、見学と面接で確認します。
図:応募前の確認

求人票の比較例

項目A園B園
月給22万円20万円
基本給16万円18万円
賞与年2回・2か月年2回・4か月
年収(概算)264万円+32万円=296万円240万円+72万円=312万円
年間休日105日120日

読み解き

A園は月給が高いですが、基本給が低く、賞与も少ないため、年収はB園より低くなります。B園は月給が低いものの、基本給と賞与が厚く、休日も多いです。

自分に合うのはどちらか

毎月の収入を重視するならA園、年収と休日を重視するならB園が向いています。生活設計に合わせて選びます。

数字以外の要素

通勤時間、園の雰囲気、保育方針も比較します。数字だけで決めず、見学で確かめます。

図:月給と年収の逆転

月給と年収の逆転
A園
月給22万円
基本給16万円
賞与2か月
年収296万円
B園
月給20万円
基本給18万円
賞与4か月
年収312万円
月給が高くても、年収は逆転します。
図:月給と年収の逆転

面接で聞く質問

給与・待遇

  • 基本給と手当の内訳を教えてください
  • 賞与の算定基礎は、基本給ですか、手当込みですか
  • 昨年度の賞与の実績を教えてください

働き方

  • 残業は月にどのくらいありますか
  • 持ち帰りの仕事はありますか
  • 有給は取りやすいですか
  • 産休・育休の取得実績はありますか

環境

  • クラスの配置と職員数を教えてください
  • 研修の機会はありますか
  • 職員の平均勤続年数を教えてください

聞き方の工夫

「残業は多いですか」ではなく、「行事前の1週間は何時ごろ退勤しますか」と具体的に聞きます。求人票に書かれている内容は、確認の意味で聞きます。

入職後のミスマッチを防ぐ

条件の確認

給与、勤務時間、休日、業務範囲を、雇用契約書と就業規則で確認します。口頭の説明と違う場合は、入職前に質問します。

試用期間

試用期間の長さ、期間中の給与・社会保険・手当の扱いを確認します。試用期間中に辞めた場合の条件も確認します。

業務範囲

「保育補助」として採用されても、担任業務を求められる場合があります。業務範囲と責任の範囲を確認します。

入職後のフォロー

新人研修、先輩のサポート、相談先を確認します。フォローの内容が具体的な園は、定着しやすい傾向があります。

違和感があったら

入職後に条件の違いに気づいた場合は、早めに主任・園長・人事に相談します。改善しない場合は、労働相談窓口も利用できます。

入職前の確認が、入職後の安心につながります。

求人票の用語集

基本給

賞与・退職金・残業代の算定基礎になる、給与の基本部分です。

手当

基本給とは別に支払われる賃金です。資格手当、住宅手当、通勤手当などがあります。

固定残業代

一定時間分の残業代を、月給に含める方式です。みなし残業とも呼ばれます。

賞与

基本給の何か月分、という形で支給されることが多いです。算定基礎を確認します。

年間休日

1年間の休日の合計日数です。110日前後が目安で、120日以上なら休日が多いです。

変形労働時間制

月・年単位で労働時間を調整する制度です。繁忙期と閑散期の差がある園で導入されます。

試用期間

入職後の一定期間です。期間中の給与・社会保険・解雇の条件を確認します。

求人票のNG例

月給だけで応募する

基本給と賞与の算定基礎を確認せずに応募すると、年収が想定より低くなることがあります。

「残業なし」を信じる

持ち帰りや行事前の残業が含まれていない場合があります。実態を確認します。

「アットホーム」だけで決める

雰囲気は大切ですが、給与・勤務時間・人間関係の実態も確認します。

見学せずに応募する

見学できる場合は、子どもの様子と職員の雰囲気を確認します。入職後のミスマッチを防ぎます。

条件を聞かずに内定を受ける

雇用契約書と就業規則を確認し、口頭の説明と一致しているかを確かめます。

焦って決める

退職日が迫っていると、焦って園を決めがちです。複数の園を比較し、納得してから決めます。

求人票を保存する

気になる求人は、PDFやスクリーンショットで保存します。後から条件を比べるときに便利です。求人が取り下げられると、内容を確認できなくなる場合があります。

転職エージェントの使い方

メリット

  • 非公開の求人を紹介してもらえる
  • 条件交渉を代行してもらえる
  • 履歴書・面接の対策を受けられる
  • 職場の内部情報を聞ける場合がある

デメリット

  • 紹介される求人が、担当者の得意分野に偏る場合がある
  • 希望条件を伝えても、合わない求人を紹介される場合がある
  • 複数のエージェントに登録すると、連絡が煩雑になる

上手に使うコツ

希望条件を具体的に伝え、合わない求人は断ります。担当者との相性も大切です。納得できない場合は、別のエージェントに相談します。

自分でも探す

エージェントに任せきりにせず、求人サイトや園のHPでも情報を集めます。複数の情報源を比べることで、判断の精度が上がります。

求人票を読む順番

  1. 施設形態と応募資格
  2. 給与の内訳と賞与
  3. 勤務時間と休日
  4. 福利厚生・社会保険
  5. 職員配置・研修

1. 施設形態と資格

認可・認可外・認定こども園などの形態と、必要な資格を確認します。自分が応募できるかを最初に確認します。

2. 給与の内訳

基本給、手当、固定残業代、賞与の算定基礎を確認します。年収を計算します。

3. 勤務時間と休日

シフトの時間、残業、休日の取り方を確認します。生活との両立ができるかを見ます。

4. 福利厚生

社会保険、退職金、産休・育休、住宅手当を確認します。

5. 職員配置・研修

職員数、配置、研修の機会を確認します。働きやすさとキャリアに関わります。

求人票の比較表の作り方

候補の園が複数ある場合は、比較表を作ると判断しやすくなります。

項目

  • 施設形態・定員
  • 基本給・手当・固定残業代
  • 賞与の回数・支給月数・算定基礎
  • 年収(概算)
  • 勤務時間・シフト
  • 年間休日・有給
  • 社会保険・退職金
  • 通勤時間
  • 職員数・研修

点数化する

各項目を5点満点で評価し、自分の優先順位に応じて重みを付けます。給与を重視するなら給与の配点を高く、休日を重視するなら休日の配点を高くします。

数字と印象を分ける

給与や休日は数字で比較し、雰囲気や人間関係は見学の印象で評価します。両方を並べて、総合的に判断します。

家族と共有する

比較表を家族と共有し、生活への影響を話し合います。自分だけで決めず、納得できる選択をします。

よくある質問

求人票の月給と基本給の違いは?

月給は基本給に手当や固定残業代を含めた総額、基本給は賞与や退職金の算定基礎になることが多いです。

年収はどうやって比べればいいですか?

月給×12か月+賞与の実績で計算します。賞与の算定基礎が基本給か手当込みかで変わります。

「完全週休2日制」と「週休2日制」の違いは?

完全週休2日は毎週2日の休み、週休2日は月に1回以上2日の休みがある週があればよい、という違いです。

固定残業代とは?

一定時間分の残業代を月給に含める方式です。超過分の扱いと、固定残業代を除いた基本給を確認します。

求人票に書かれていないことは?

職員配置、残業の実態、人間関係、研修の内容などです。見学と面接で確認します。

求人はどこで探せばいいですか?

専門求人サイト、ハローワーク、転職エージェント、園のHP・張り紙があります。複数を併用すると、選択肢が広がります。

応募前に確認することは?

給与の内訳、年収、勤務時間、休日、社会保険、職員配置、研修、業務範囲を確認します。

よくある質問(追加)

求人票の「みなし残業」とは?

固定残業代と同じで、一定時間分の残業代を月給に含める方式です。時間数と超過分の扱いを確認します。

「賞与年2回」と書かれていれば、必ずもらえますか?

支給条件や在籍期間の要件があります。過去の実績と、算定基礎を確認します。

「年間休日110日」は多いですか?

保育園では110日前後が一般的です。120日以上なら休日が多い水準です。完全週休2日かどうかも確認します。

求人票と面接の話が違う場合は?

雇用契約書と就業規則を確認し、違いがあれば入職前に質問します。改善しない場合は、労働相談窓口も利用できます。

複数の園を比較するときの基準は?

給与・年収、勤務時間、休日、通勤、職員配置、研修の6項目で比較します。優先順位を決めてから比べます。

参考文献・出典

  • [1]
    保育士求人票の見方- えんみっけ!

    施設形態・給与・勤務形態・休日の見方

  • [2]
    保育士求人票の読み方ガイド- えんみっけ!

    月給の内訳・年収・固定残業・職員配置

  • [3]
    令和5年賃金構造基本統計調査- e-Stat

    保育士の平均月給・賞与・年収

  • [4]
    保育政策(処遇改善等加算)- こども家庭庁

    処遇改善等加算の制度

  • [5]
    保育士の求人情報- 保育士バンク!

    求人の探し方と条件の見方

まとめ

求人票は、月給の内訳と年収で読みます。令和5年の平均は月27.14万円・賞与71.22万円・年収396.9万円です。月給が高くても賞与が少ないと、年収は逆転します。

基本給、手当、固定残業代、賞与の算定基礎、勤務時間、休日、職員配置を確認します。求人票に書かれていないことは、見学と面接で聞きます。

給与の全体像は保育士の給料、面接対策は保育士の面接対策で整理しています。

求人票を読み解く力が、納得できる園選びにつながります。

記事の情報について

本記事は、保育士の仕事・転職・復職を検討される方に向けた一般的な情報提供です。 個別の労働条件や法解釈、園の運用についての判断は、勤務先・自治体・社会保険労務士等の専門家にご確認ください。

掲載情報は公開時点の公的資料・業界資料に基づき作成していますが、制度改正等により最新の内容と異なる場合があります。

公開日: 2026年10月25日最終更新: 2026年10月25日

執筆者

保育のハタラクナカマ編集部

編集部

保育士の転職・復職に関する情報を、一次資料と現場経験者の確認をもとに編集しています。

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保育士の残業・持ち帰り仕事の実態|減らす工夫と見極め

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児童養護施設・放課後児童クラブで働く保育士|違いと働き方

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小規模保育・企業主導型保育で働く保育士|違いと注意点

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認定こども園で働く保育士|種類・保育教諭・給与

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認可外保育園・認証保育所で働く保育士|違いと注意点

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保育士の求人を探すときに見るポイント|求人票の読み方
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