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記事一覧用語集地域から探す編集部について保育の働き方診断

📑目次

  1. 01はじめに
  2. 02先に結論:3つのステップで考える
  3. 03図:資格取得から保育士証まで
  4. 04養成校ルート
  5. 05保育士試験ルート
  6. 06実務経験ルート
  7. 07図:養成校と保育士試験
  8. 083つのルート比較
  9. 09社会人・主婦のルート選び
  10. 10図:ルート選びの分岐
  11. 11働きながら取るスケジュール例
  12. 12費用の目安と考え方
  13. 13通信制養成校の注意点
  14. 14登録と保育士証
  15. 15よくある誤りと注意点
  16. 16科目免除と特例
  17. 17申込みから合格後の流れ
  18. 18資格取得後の就職
  19. 19保育士資格の名称と種類
  20. 20資格取得を支援する制度
  21. 21保育士資格を活かせる職場
  22. 22試験科目と学習のコツ
  23. 23独学と通信講座の選び方
  24. 24資格取得後のキャリア
  25. 25よくある質問
  26. 26参考文献・出典
  27. 27まとめ
保育の働き方診断
保育士資格の取り方とは?養成校・試験・実務経験のルートを比較
保育士向け

保育士資格の取り方とは?養成校・試験・実務経験のルートを比較

保育士資格の取り方を、養成校・保育士試験・実務経験の3ルートで比較。期間・費用・働きながらの注意点と登録まで整理します。

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ポイント

保育士資格の取り方の要点

保育士資格の取り方は、指定保育士養成施設を卒業するか、保育士試験に合格するかの2つです。実務経験は試験の受験資格になります。資格を取った後は、都道府県の登録を受けて保育士証の交付を受ける必要があります。

📑目次▾
  1. 01はじめに
  2. 02先に結論:3つのステップで考える
  3. 03図:資格取得から保育士証まで
  4. 04養成校ルート
  5. 05保育士試験ルート
  6. 06実務経験ルート
  7. 07図:養成校と保育士試験
  8. 083つのルート比較
  9. 09社会人・主婦のルート選び
  10. 10図:ルート選びの分岐
  11. 11働きながら取るスケジュール例
  12. 12費用の目安と考え方
  13. 13通信制養成校の注意点
  14. 14登録と保育士証
  15. 15よくある誤りと注意点
  16. 16科目免除と特例
  17. 17申込みから合格後の流れ
  18. 18資格取得後の就職
  19. 19保育士資格の名称と種類
  20. 20資格取得を支援する制度
  21. 21保育士資格を活かせる職場
  22. 22試験科目と学習のコツ
  23. 23独学と通信講座の選び方
  24. 24資格取得後のキャリア
  25. 25よくある質問
  26. 26参考文献・出典
  27. 27まとめ

はじめに

「保育士になりたいけれど、学校に通う時間もお金もない」。そんなとき、保育士試験というルートがあります。一方で、10代・20代で基礎から学びたい場合は、養成校のルートが向いています。

この記事では、養成校・試験・実務経験の3つのルートを、期間・費用・働きながらの可否で比較します。社会人・主婦の方のルート選び、通信制の注意点、登録の手続きまで整理します。

これから資格を取りたい方、働きながら資格を目指したい方に向けた内容です。

先に結論:3つのステップで考える

保育士になるまでには、次の3つのステップがあります。

  1. 資格を取得する(養成校を卒業する、または保育士試験に合格する)
  2. 都道府県に保育士登録を申請する
  3. 保育士証の交付を受けて、保育士として働く

資格を取っただけでは、保育士として働けません。登録と保育士証の交付が必要です。また、実務経験は「資格」ではなく「試験の受験資格」として使うルートがあります。

この3つを分けて考えると、自分に合うルートが見えます。

図:資格取得から保育士証まで

資格取得から保育士証まで
1
資格取得
2
登録申請
3
保育士証
4
就職
資格を取っただけでは働けません。登録が必要です。
図:資格取得から保育士証まで

養成校ルート

国(厚生労働大臣)の指定を受けた「指定保育士養成施設」を卒業すると、保育士資格を取得できます。大学、短期大学、専門学校があり、通信教育部を設けている学校もあります。

期間

大学は4年、短期大学は2年、専門学校は2〜3年が一般的です。通信制の場合は、スクーリングと実習を組み合わせて学びます。

学ぶ内容

保育の心理学、保育原理、子ども家庭福祉、社会福祉、教育原理、社会的養護、子どもの保健、子どもの食と栄養、保育実習理論などの科目に加えて、保育実習があります。

向いている人

10代・20代で基礎から学びたい方、実習を通じて現場を経験したい方、幼稚園教諭免許など他の資格も同時に取りたい方に向いています。

注意点

養成校を卒業しても、保育士登録をしなければ保育士として働けません。卒業と同時に登録の手続きを進めます。

保育士試験ルート

保育士試験は、都道府県が実施する国家試験です。年2回(前期・後期)行われ、筆記試験と実技試験があります。

受験資格

受験資格は、次のいずれかに該当する方です(例)。

  • 大学に2年以上在籍し、62単位以上修得した方、または短期大学・高等専門学校を卒業した方
  • 専門学校(修業年限2年以上)を卒業した方
  • 高等学校卒業後、児童福祉施設で2年以上児童の保護に従事した方
  • 児童福祉施設で5年以上従事した方
  • その他、知事が受験資格を認定した方

平成3年3月31日までに高等学校を卒業した方は、高等学校卒業の資格で受験できます。

試験科目

筆記試験は9科目、実技試験は音楽・造形・言語の3分野から選択します。科目ごとに合格基準があり、一部科目の免除制度もあります。

向いている人

働きながら資格を取りたい方、学校に通う時間や費用を抑えたい方、独学・通信講座で学べる方に向いています。

実務経験ルート

実務経験は、単独で資格を取得するルートではありません。保育士試験の受験資格として使うルートです。

受験資格になる実務経験

高等学校卒業後、児童福祉施設(認可されたもの)で2年以上、児童の保護に従事した方。または、児童福祉施設で5年以上従事した方が対象です。

児童福祉施設の例

  • 認可保育所
  • 児童養護施設
  • 障害児入所施設
  • 乳児院

施設によっては、保育補助として働きながら実務経験を積めます。実務経験を積んでから試験を受ける場合は、勤務先が受験資格の対象かを事前に確認します。

注意点

実務経験の年数は、施設の種類や勤務形態によって扱いが異なります。都道府県の試験案内で、必要書類と証明方法を確認します。

図:養成校と保育士試験

養成校と保育士試験
養成校
2〜4年
実習あり
数十万円〜
基礎から学ぶ
保育士試験
数か月〜数年
実技のみ
受験料・教材費
働きながら可
通信制の養成校は、実習とスクーリングがあります。
図:養成校と保育士試験

3つのルート比較

項目養成校保育士試験実務経験+試験
資格の取り方指定校を卒業試験に合格実務経験で受験資格を得て合格
期間の目安2〜4年数か月〜数年2〜5年の実務+試験
費用数十万円〜数百万円受験料・教材費受験料・教材費
働きながら通信制なら可可可(働きながら経験を積む)
実習必須なし(実技試験のみ)なし
向いている人基礎から学びたい人最短・低費用で取りたい人保育現場で働いている人

養成校と試験の違い

養成校は、座学と実習を通じて体系的に学ぶルートです。時間と費用はかかりますが、現場経験を積みながら学べます。試験は、独学・通信で学ぶルートで、期間と費用を抑えやすい一方、自己管理が必要です。

実務経験ルートの位置づけ

実務経験は、試験の受験資格を得るためのルートです。保育補助として働きながら経験を積み、試験を受ける流れになります。

社会人・主婦のルート選び

働きながら資格を取る場合

働きながら目指す場合は、保育士試験か通信制の養成校が現実的です。試験は、仕事の合間に学べる一方、9科目の学習と実技の練習を計画的に進める必要があります。

子育て中の場合

子育て中は、まとまった学習時間を確保しにくいです。通信講座の動画講義、スキマ時間の過去問、週末のまとめ学習など、生活に合わせた学習計画を立てます。

異業種からの転職の場合

異業種からの場合は、保育士試験で資格を取り、保育補助として現場に入るルートがあります。現場経験を積んでから、正社員や担任を目指す方法もあります。

10代・20代の場合

時間に余裕がある場合は、養成校で基礎から学ぶ方が、実習や就職の支援を受けられます。幼稚園教諭免許を同時に取れる学校もあります。

ルート選びの分岐

  • 時間と費用を抑えたい → 保育士試験
  • 基礎から学び、実習を経験したい → 養成校
  • すでに保育現場で働いている → 実務経験+試験
  • 幼稚園教諭免許を持っている → 特例・科目免除を確認

図:ルート選びの分岐

ルート選びの分岐
時間と費用を抑えたい
↓
保育士試験
↓
基礎から学びたい
↓
養成校
↓
現場で働いている
↓
実務経験+試験
幼稚園教諭免許がある場合は、科目免除も確認します。
図:ルート選びの分岐

働きながら取るスケジュール例

保育士試験は年2回あります。1年で合格を目指す場合と、2年かける場合で、学習計画が変わります。

1年で目指す場合

時期やること
4〜6月受験資格の確認、教材の準備、基礎科目の学習
7〜8月筆記9科目の過去問、苦手科目の復習
9月前期試験(筆記・実技)
10〜11月実技の練習、後期試験の準備
12月後期試験(筆記・実技)

2年かける場合

1年目で筆記の一部を合格し、2年目で残りの科目と実技に集中する方法があります。科目合格の有効期間を確認し、計画を立てます。

学習時間の目安

一般的には、数百時間の学習が必要と言われます。仕事・家事・育児の合間に、1日1〜2時間を確保する計画が現実的です。

スケジュールは、試験日程の発表後に見直します。余裕を持たせ、体調を崩したときの予備期間も確保します。

費用の目安と考え方

資格取得にかかる費用は、ルートによって大きく変わります。

養成校の場合

入学金・授業料・実習費などで、数十万円〜数百万円かかります。学校の種類(大学・短大・専門・通信)によって異なります。奨学金、教育訓練給付金、自治体の補助制度を利用できる場合があります。

試験の場合

受験手数料、教材費、通信講座の受講料などがかかります。独学なら教材費を抑えられますが、学習の管理は自分で行います。

費用を抑える方法

  • 自治体の保育士修学資金貸付制度
  • 教育訓練給付金(対象講座の場合)
  • 勤務先の資格取得支援制度
  • 通信講座の分割払い

費用だけでなく、期間、働きながらの可否、実習の有無を合わせて比較します。

通信制養成校の注意点

通信制の養成校は、働きながら資格を取るルートとして人気があります。ただし、いくつか注意点があります。

スクーリングと実習

通信制でも、スクーリング(対面授業)と保育実習があります。実習は数週間単位で、仕事を休む必要があります。勤務先の理解と調整が欠かせません。

卒業までの期間

通信制は、最低修業年限を超えて在籍する場合があります。仕事と学習の両立が難しく、卒業が遅れることもあります。計画的な履修が必要です。

学校選びのポイント

  • 指定保育士養成施設か
  • スクーリングの回数と場所
  • 実習先の調整方法
  • 卒業率・在籍期間
  • 学費と分割払いの可否

通信制は、自己管理が重要です。サポート体制と、実習の調整方法を事前に確認します。

登録と保育士証

保育士資格を取得した後、保育士として働くには、都道府県知事の保育士登録を受け、保育士証の交付を受ける必要があります。

登録の流れ

  1. 養成校の卒業証明書、または保育士試験の合格証書を用意する
  2. 都道府県の登録窓口に申請する
  3. 保育士証の交付を受ける

登録の注意点

  • 登録は、都道府県ごとに行う
  • 登録には手数料がかかる
  • 保育士証は、携帯が義務づけられている
  • 氏名・本籍地を変更した場合は、登録の変更手続きが必要

登録事務

登録事務は、都道府県から委託を受けた団体が行う場合があります。試験の合格後に、案内が送付されることが多いです。案内に従って、期限内に手続きを進めます。

よくある誤りと注意点

「資格を取れば、すぐに保育士として働ける」

資格を取得しても、保育士登録と保育士証の交付を受けなければ、保育士として働けません。登録の手続きを忘れずに行います。

「実務経験だけで資格が取れる」

実務経験は、保育士試験の受験資格を得るためのものです。実務経験だけでは資格は取得できません。試験に合格する必要があります。

「保育士資格と幼稚園教諭免許は同じ」

保育士資格は児童福祉法に基づく国家資格、幼稚園教諭免許は教育職員免許法に基づく免許です。対象や働く場所が異なります。

「試験に合格すれば登録は自動」

登録は申請が必要です。合格証書が届いても、登録手続きをしないと保育士証は交付されません。

「通信制なら実習はない」

通信制の養成校でも、保育実習は必要です。実習期間中は仕事を休む必要があるため、勤務先との調整が必要です。

科目免除と特例

保育士試験には、科目免除の制度があります。また、幼稚園教諭免許を持つ方には、特例が設けられています。

科目免除の例

  • 大学などで指定科目を修得した場合
  • 幼稚園教諭免許を取得した場合
  • 保育士試験の一部科目に合格した場合(科目合格)

幼稚園教諭免許を持つ方の特例

幼稚園教諭免許を持つ方が保育士資格を取得する場合、試験科目の一部が免除される特例があります。対象や要件は制度改正で変わるため、最新の案内を確認します。

科目合格の有効期間

筆記試験の科目合格には、有効期間があります。期間内に残りの科目に合格すれば、免除が継続します。計画を立てるときは、有効期間を確認します。

免除を申請する場合は、卒業証明書や免許証など、証明書類の準備が必要です。試験案内で必要書類を確認します。

申込みから合格後の流れ

1. 受験資格の確認

学歴・実務経験など、自分の受験資格を確認します。不明な場合は、都道府県の試験担当窓口に問い合わせます。

2. 受験申込み

試験案内に従って、期間内に申し込みます。写真、証明書、受験手数料が必要です。申込み期間は短いため、早めに準備します。

3. 筆記試験

9科目の筆記試験を受験します。科目ごとに合格基準があり、不合格の科目は次回以降に再受験します。

4. 実技試験

音楽・造形・言語から選択し、実技試験を受験します。筆記試験の合格が前提になる場合があります。

5. 合格発表・登録

合格発表後、合格証書が交付されます。その後、都道府県の登録窓口で保育士登録を申請し、保育士証の交付を受けます。

6. 就職活動

保育士証の交付後、保育所や認定こども園などの求人に応募します。資格取得前でも、保育補助として働きながら経験を積めます。

資格取得後の就職

保育士資格を取得した後は、保育所、認定こども園、小規模保育、児童養護施設など、さまざまな現場で働けます。

未経験からの就職

資格を取ったばかりの場合は、保育補助から始める、複数担任の園を選ぶ、研修体制のある園を選ぶなどの方法があります。実習先や、資格取得支援のある園に相談するのも一案です。

就職活動のポイント

  • 保育士証の交付時期を確認する
  • 求人票の勤務時間・休日・給与を確認する
  • 見学で職員の雰囲気と業務の流れを見る
  • 研修体制・資格取得支援の有無を確認する

転職活動の進め方は、別記事で詳しく整理しています。資格取得と就職活動を並行して進める場合は、スケジュールに余裕を持たせます。

保育士資格の名称と種類

保育士資格は、児童福祉法に基づく国家資格です。「保育士」という名称は、資格を持つ人だけが使用できます(名称独占)。

保育士証

保育士登録を受けると、都道府県から保育士証が交付されます。保育士証は、保育士として働く際に携帯が義務づけられています。

保育士資格と保育士登録の違い

保育士資格は、養成校の卒業または試験の合格で得られます。保育士登録は、資格を持つ人が都道府県に申請して受けるもので、登録がなければ保育士として働けません。

類似の資格との違い

  • 幼稚園教諭免許:教育職員免許法に基づく免許。幼稚園で働く
  • 保育教諭:幼稚園教諭免許と保育士資格の両方を持つ職種
  • 子育て支援員:研修を受けた地域の人材。保育士資格とは異なる

資格の名称と根拠法を押さえておくと、求人票の応募資格を正しく理解できます。

資格取得を支援する制度

保育士の確保を目的に、国や自治体、園が資格取得を支援する制度を設けています。

自治体の修学資金貸付

保育士養成校に通う学生向けに、修学資金の貸付制度を設けている自治体があります。卒業後に一定期間保育士として働くと、返還が免除される制度もあります。

園の資格取得支援

保育補助として働きながら資格取得を目指す場合、費用の補助、勤務時間の調整、研修の機会を用意する園があります。支援の内容は園によって異なるため、面接で確認します。

教育訓練給付金

対象の通信講座やスクールは、教育訓練給付金の対象になる場合があります。受講前に、対象講座かを確認します。

支援制度を選ぶときの注意

支援には、卒業後の勤務条件や、返還免除の要件が付く場合があります。制度の内容を確認し、自分のキャリア計画と合うかを判断します。

保育士資格を活かせる職場

保育士資格は、保育所だけでなく、さまざまな現場で活かせます。

保育所・認定こども園

0〜5歳児の保育が中心です。クラス担任、複数担任、フリーなど、役割は園によって異なります。

小規模保育・企業主導型保育

少人数の保育が中心で、子どもとの距離が近い現場です。定員や職員配置は園によって異なります。

児童養護施設・乳児院

家庭で暮らせない子どもを支える現場です。生活支援、記録、関係機関との連携が中心になります。

放課後児童クラブ・障害児支援

小学生の放課後を支える現場、障害のある子どもの支援を行う現場です。保育士資格を活かせる職種があります。

保育所以外の選択肢

自治体の保育士、保育関連の企業、子育て支援センターなど、資格を活かせる場は広がっています。働く場所によって、業務内容と給与体系が変わります。

試験科目と学習のコツ

保育士試験の筆記は9科目です。科目ごとに性格が異なるため、学習の順番と方法を工夫します。

基礎科目から始める

保育原理、保育の心理学、子ども家庭福祉など、基礎となる科目から学ぶと、他の科目の理解が深まります。制度系の科目は、最新の法改正を確認します。

過去問を繰り返す

試験は、過去問と似た形式の問題が出ます。年度ごとの過去問を解き、間違えた問題をノートにまとめます。正答率が安定するまで繰り返します。

実技の練習

音楽・造形・言語から選択します。音楽は弾き歌い、造形は課題に沿った制作、言語は素話です。実技は、練習量が結果に表れます。早めに課題を確認し、練習を始めます。

学習時間の確保

仕事・家事・育児の合間に、1日1〜2時間を確保します。通勤時間の動画講義、昼休みの過去問、休日のまとめ学習など、生活に合わせた方法を組み合わせます。

独学と通信講座の選び方

保育士試験の学習方法は、独学・通信講座・通学講座に分かれます。

独学

教材費を抑えられますが、学習計画の管理と、法改正の情報収集を自分で行う必要があります。過去問とテキストを中心に、計画的に進めます。

通信講座

動画講義、添削、質問対応など、サポートが付きます。費用は独学より高くなりますが、学習のペースをつかみやすいです。教育訓練給付金の対象講座もあります。

通学講座

対面で質問でき、仲間と一緒に学べます。通学の時間と費用がかかるため、仕事との両立を確認します。

選び方のポイント

  • 学習期間と費用
  • サポートの内容(質問・添削・実技対策)
  • 法改正への対応
  • 教育訓練給付金の対象か
  • 実技試験の対策があるか

自分に合う方法を選ぶために、資料請求や体験講座を利用します。

資格取得後のキャリア

保育士資格を取得した後は、現場経験を積みながら、キャリアの選択肢を広げられます。

担任・複数担任

最初は、クラス担任や複数担任として、日々の保育を担当します。子どもの発達、保護者対応、行事の進め方を学ぶ時期です。

リーダー・主任

経験を積むと、職務分野別リーダー、副主任、主任へとキャリアを広げられます。キャリアアップ研修の修了が要件になることがあります。

園長・施設長

園の運営全般を担う立場です。保育の知識に加えて、職員の育成、保護者対応、経営の視点が求められます。

専門性を深める

障害児保育、乳児保育、食育、保健衛生など、専門分野を深める道があります。研修や資格を追加で取得し、専門職としてのキャリアを築きます。

保育所以外の現場

児童養護施設、放課後児童クラブ、障害児支援、自治体の保育士など、資格を活かせる場は広がっています。現場経験を積むと、転職の選択肢も増えます。

よくある質問

保育士資格は、独学で取れますか?

保育士試験に合格すれば取得できます。独学でも可能ですが、9科目の学習と実技の練習を計画的に進める必要があります。

保育士試験は年何回ですか?

年2回(前期・後期)実施されます。日程は都道府県によって異なる場合があるため、受験する都道府県の案内を確認します。

実務経験だけで保育士になれますか?

実務経験だけでは資格を取得できません。実務経験は、保育士試験の受験資格として使います。試験に合格する必要があります。

保育士登録はどこでしますか?

都道府県の登録窓口で申請します。登録事務は、委託を受けた団体が行う場合もあります。合格後に送付される案内に従います。

幼稚園教諭免許を持っていると、保育士試験は免除されますか?

一部の科目が免除される特例があります。対象や要件は制度改正で変わるため、最新の試験案内を確認してください。

通信制の養成校でも、保育士になれますか?

指定保育士養成施設の通信制を卒業すれば、保育士資格を取得できます。スクーリングと実習があるため、勤務先との調整が必要です。

資格取得にかかる期間はどのくらいですか?

養成校は2〜4年、試験は数か月〜数年が目安です。働きながらの場合は、学習時間の確保によって変わります。

参考文献・出典

  • [1]
    保育士となるには- 千葉県

    養成校・試験・登録の概要と受験資格

  • [2]
    保育士試験の受験案内- 一般社団法人 全国保育士養成協議会

    試験日程・受験資格・科目の案内

  • [3]
    保育士資格取得の特例の概要- こども家庭庁

    幼稚園教諭免許を持つ方の特例

  • [4]
    保育士に関すること- 東京都福祉局

    登録・保育士証の案内

  • [5]
    保育政策(保育所保育指針・保育士確保施策など)- こども家庭庁

    保育士の資格・確保に関する政策資料

まとめ

保育士資格の取り方は、指定保育士養成施設を卒業するか、保育士試験に合格するかの2つです。実務経験は、試験の受験資格として使います。資格取得後は、都道府県の登録を受けて保育士証の交付を受けます。登録には手数料と時間がかかるため、合格後すぐに準備すると安心です。

ルート選びは、期間・費用・働きながらの可否・実習の有無で比較します。時間と費用を抑えたい場合は試験、基礎から学びたい場合は養成校、保育現場で働いている場合は実務経験+試験が向いています。

資格取得の時期と就職活動の時期を分けて考えると、無理なく進められます。制度や日程は年度によって変わるため、受験する都道府県の最新案内を確認してください。保育士の仕事内容は保育士の仕事内容、資格取得後の転職は保育士の転職活動の進め方で整理しています。

記事の情報について

本記事は、保育士の仕事・転職・復職を検討される方に向けた一般的な情報提供です。 個別の労働条件や法解釈、園の運用についての判断は、勤務先・自治体・社会保険労務士等の専門家にご確認ください。

掲載情報は公開時点の公的資料・業界資料に基づき作成していますが、制度改正等により最新の内容と異なる場合があります。

公開日: 2026年10月25日最終更新: 2026年10月25日

執筆者

保育のハタラクナカマ編集部

編集部

保育士の転職・復職に関する情報を、一次資料と現場経験者の確認をもとに編集しています。

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