
保育士の給料が高い園・低い園の違いとは?求人票の見抜き方
保育士の給料が高い園・低い園の差を、運営形態・基本給・手当・賞与・処遇改善から整理。求人票の比較シートと高く見える求人の見抜き方を解説します。
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給料の差の要点
保育士の給料が高い園・低い園の差は、運営形態・基本給・手当・賞与・処遇改善の配分で決まります。同じ「月給28万円」でも中身は大きく違います。この記事では、求人票を同じ条件で比べる比較シートと、高く見える求人の見抜き方を整理します。
目次
はじめに
「保育士の平均年収は427万円」と聞いて、自分の園と比べて高いと感じたことはないでしょうか。しかし、同じ保育士でも、公立と私立、認可と小規模、役職の有無で年収は100万円以上変わります。
求人票の「月給28万円」も、基本給・手当・固定残業代の合計であることが多く、額面だけで比べると判断を誤ります。この記事では、給料の差がどこで生まれるのか、求人票をどう読み替えるのかを整理します。
転職を考えている方、今の園の給料に納得がいかない方、条件の良い園を探したい方に向けた内容です。
先に結論:差は「5つの配分」で決まる
保育士の給料は、次の5つの配分で変わります。
- 運営形態(公立・私立・法人の種類)
- 基本給の水準と昇給の仕組み
- 手当の種類と額(資格・役職・住宅・通勤)
- 賞与の回数と算定方法
- 処遇改善等加算の配分
この5つを同じ物差しで比べると、求人票の「月給」に惑わされず、実際の年収と手取りを推測できます。以下の章で、それぞれの見方を整理します。
平均年収427.6万円の内訳
厚生労働省の賃金構造基本統計調査(令和7年)では、保育士の平均月収は28.5万円、年間賞与は84.7万円、年収は427.6万円です。月収×12か月に賞与を足した、額面の数字です。
| 項目 | 金額 | 補足 |
|---|---|---|
| 平均月収 | 28.5万円 | 残業代・各種手当を含む |
| 月収×12か月 | 342万円 | — |
| 年間賞与 | 84.7万円 | 夏・冬の合計 |
| 年収 | 427.6万円 | 額面。税金・社会保険料を引く前 |
この平均は、公立・私立、役職の有無、年齢をすべて混ぜた数字です。20代前半の平均は350.4万円、45〜49歳は475.9万円で、年齢だけでも125万円以上の差があります。
つまり、平均年収は「自分がもらえる額」ではなく、比較の出発点です。自分の年収が平均より低い場合も、園の条件と自分の経験年数を分けて見る必要があります。
給料が高い園・低い園を分ける5つのポイント
1. 運営形態
公立保育園は地方公務員の給与表に沿って昇給し、私立は法人の給与規定によります。公立だから必ず高いとは限りませんが、長期的な昇給と賞与の安定性は公立が有利な傾向があります。
2. 基本給の水準
月給が同じでも、基本給が20万円で手当が8万円の園と、基本給が26万円で手当が2万円の園では、賞与・退職金・残業代の計算が変わります。基本給は、将来の年収に効く土台です。
3. 手当の種類と額
資格手当、役職手当、住宅手当、通勤手当、時間外手当。手当が多い園は月収が高く見えますが、賞与の算定に含まれない手当もあります。手当の合計と、賞与に反映されるかを確認します。
4. 賞与の回数と算定
賞与は年2回が一般的ですが、年1回、業績連動、なしの園もあります。基本給の何か月分か、手当が含まれるかで、年間の支給額は変わります。
5. 処遇改善等加算の配分
国から園に支払われる処遇改善等加算は、職員への配分方法が園によって異なります。基本給に上乗せする園、手当として支給する園、賞与に反映する園、研修修了者に重点配分する園があります。同じ加算を受けていても、手取りに反映される額は同じではありません。
運営形態別の給与構造
こども家庭庁の経営実態調査(令和6年度)では、一般保育士の平均年収は次のとおりです。
| 施設形態 | 平均年収(賞与込み) |
|---|---|
| 公立保育園 | 約438.7万円 |
| 私立保育園 | 約417.8万円 |
| 公立認定こども園 | 約415.7万円 |
| 私立認定こども園 | 約398.1万円 |
| 小規模保育事業(A型) | 約352.6万円 |
| 事業所内保育事業 | 約338.5万円 |
公立が高い理由
公立は、自治体の給与表と定期昇給、期末・勤勉手当の仕組みがあります。初任給は私立と大きく変わらなくても、勤続年数に応じて昇給し、賞与の支給率も安定しています。
私立でも高い園はある
私立は法人の規定によります。大手法人、企業内保育所、院内保育所は給与水準が高めのことがあります。一方で、小規模保育や事業所内保育は、園の規模と予算の制約から、一般保育士の年収が低めに出やすい傾向があります。
小規模・事業所内が低い理由
小規模保育は定員が少ない分、公定価格の規模も小さめです。職員配置の基準は手厚い一方で、人件費に回せる原資が限られます。事業所内保育は企業の福利厚生で、給与は企業ごとに変わります。
ただし、これらは平均値です。小規模でも処遇改善を手厚く配分する園、事業所内でも大手企業並みの給与を出す園はあります。施設形態は出発点として見て、実際の求人票と面接で確認します。
図:公立と私立の給与構造
同じ園でも差がつく要素
同じ園で働いていても、給料には個人差があります。主な要素は、役職、資格、経験年数、シフト、勤続年数です。
役職
主任保育士、施設長になると役職手当が付きます。経営実態調査では、主任保育士の平均年収は公立677.2万円・私立568.2万円、施設長は公立771.8万円・私立698.4万円です。一般保育士との差は150万〜330万円に広がります。
資格
保育士資格、幼稚園教諭免許、社会福祉士、キャリアアップ研修の修了などが、資格手当や役職要件に結びつく園があります。特に、職務分野別リーダー(月5,000円)や副主任保育士・専門リーダー(月最大4万円)は、研修修了が要件です。
経験年数と勤続
私立でも、勤続年数に応じた定期昇給を設けている園があります。転職を繰り返すと、前職の年収を基準にされ、昇給の蓄積がリセットされやすい点には注意が必要です。
シフト
早番・遅番の手当、土曜保育の手当、夜勤のある施設では深夜割増があります。同じ月給でも、手当の付き方はシフトによって変わります。
求人票の給与比較シート
複数の園を比べるときは、次の項目を横並びにします。求人票に書かれていない項目は、面接で確認します。
| 項目 | 確認すること |
|---|---|
| 基本給 | 月額。固定残業代を含むか |
| 固定残業代 | 何時間分か。超過分は別支給か |
| 手当 | 資格・役職・住宅・通勤・家族。賞与に反映されるか |
| 賞与 | 年回数、支給額の実績、算定の基礎 |
| 処遇改善 | 配分額、支給方法(毎月・賞与) |
| 残業 | 月平均、繁忙期、持ち帰りの有無 |
| 休日 | 年間休日、土曜保育の頻度、有給の取りやすさ |
| 退職金 | 制度の有無、勤続年数の要件 |
| 時給換算 | 年収÷年間実労働時間 |
この表を埋めると、月給が低い園の方が年収・時給換算で高い、という逆転も見えます。特に、固定残業代が多い園、賞与が少ない園は、月給だけで判断すると損をします。
図:求人票の給与比較5ステップ
高く見える求人の見抜き方
1. 固定残業代込みの月給
「月給30万円(固定残業40時間分含む)」は、基本給と手当に加えて、40時間分の残業代が含まれています。残業が40時間を超えると追加支給されますが、40時間未満でも減額されない代わりに、残業が少ない園では割高に見えることがあります。
2. 賞与込みの「年収」表示
「年収450万円(賞与込み)」は、賞与が実際に支給された場合の数字です。賞与が業績連動の場合、支給額が下がることがあります。賞与の実績額と支給時期を確認します。
3. 手当込みの月給
「月給28万円(各種手当含む)」は、住宅手当や通勤手当を含んでいる場合があります。基本給がいくらかを確認しないと、昇給・賞与・退職金の計算が分かりません。
4. みなし残業
「みなし残業」は、実際の残業時間に関係なく一定の残業代を支払う方式です。残業が多い園では、実質的な時給が下がります。月平均の残業時間を確認します。
5. 時給制で社会保険なし
パート・派遣では、時給が高くても、社会保険の加入要件を満たさない場合があります。週の勤務時間、月の賃金、加入の有無を確認します。
図:高く見える求人の見抜き方
月給28万円の読み替え例
求人票に「月給28万円」と書かれている場合でも、内訳は次のように分かれます。
| 内訳 | 金額 | 補足 |
|---|---|---|
| 基本給 | 20万円 | 昇給・賞与の基礎 |
| 各種手当 | 5万円 | 資格・住宅・通勤など |
| 固定残業代 | 3万円 | 20時間分 |
| 合計 | 28万円 | — |
この場合、基本給は20万円です。賞与が基本給の4か月分なら、年間80万円。手当込みの月給を基礎にすると、賞与の計算が変わります。
さらに、年間の実労働時間が2,000時間なら、年収(28万円×12+賞与80万円=416万円)の時給換算は2,080円です。残業が多く実労働時間が2,200時間になると、時給換算は1,891円まで下がります。
求人票を見るときは、月給の合計だけでなく、基本給・手当・固定残業代の3つに分けて確認してください。
給料が高い園の探し方
求人票の項目を先に見る
給与の高い園は、基本給、賞与の実績、処遇改善の配分、退職金の有無が明示されている傾向があります。「月給」だけでなく、これらの項目が書かれているかを確認します。
法人の賃金規程を調べる
同じ法人が複数の園を運営している場合、給与規定は法人単位で決まることがあります。法人の採用ページや、園の概要欄で、運営法人の規模と理念を確認します。
公立保育士の採用試験を受ける
公立は自治体の給与表に沿うため、長期的な年収が安定します。自治体ごとに採用試験の内容と日程が異なるため、募集要項を早めに確認します。
エージェントに条件を伝える
転職エージェントは、非公開の求人や、給与交渉の実績を持っています。「基本給重視」「賞与の実績を確認したい」と、優先条件を具体的に伝えます。
見学で職員に聞く
見学では、職員の雰囲気だけでなく、残業、休憩、有給の取りやすさを聞きます。給与は聞きにくいテーマですが、面接で条件を確認する姿勢は、真剣さとして伝わります。
面接・内定で確認すること
給与の条件は、内定後に覆らないように、面接と内定通知の両方で確認します。
面接で聞くこと
- 基本給と手当の内訳
- 固定残業代の時間数と、超過分の扱い
- 賞与の実績(直近2年)
- 処遇改善の配分額と支給方法
- 昇給の実績と時期
- 退職金制度の有無
内定通知で確認すること
内定通知に、基本給、手当、賞与、試用期間の条件が書かれているかを確認します。口頭の説明と違う場合は、入職前に質問します。試用期間中に給与が下がる園もあるため、試用期間の条件も確認します。
聞き方の例
「基本給と手当の内訳を教えていただけますか。賞与の実績と、処遇改善の配分方法も確認したいです」と、まとめて聞くと、条件を重視していることが伝わり、かつ失礼になりません。
給料を上げる3つのルート
1. 転職で基本給を見直す
同じ保育士でも、園の給与規定が変われば基本給が上がる場合があります。前職の年収ではなく、新しい園の規定で決まるため、条件の良い園に移ることで年収が上がります。
2. 役職・研修で手当を増やす
主任保育士、施設長、職務分野別リーダー、副主任保育士など、役職に応じた手当を狙います。キャリアアップ研修の修了が要件になることが多いため、対象の研修を確認します。
3. 働き方を見直す
公立保育士を目指す、派遣で時給を上げる、時短で働く、など、働き方によって収入の組み立てが変わります。時短は年収が下がりますが、時給換算では上がる場合もあります。
年収アップの注意点
年収が上がっても、残業が増え、休みが取りにくくなると、生活の質は下がります。額面の年収、時給換算、休日、通勤時間を並べて判断します。
給与交渉の進め方
給与は、内定前に交渉できる場合があります。ただし、交渉の仕方を間違えると、印象を損ないます。
交渉してよい条件
- 基本給の水準(経験年数を踏まえた見直し)
- 役職手当の有無
- 入職日(年度途中の調整)
- 固定残業代の時間数
交渉しにくい条件
園の給与規定で決まっている項目(賞与の支給率、退職金の制度)は、個人交渉では変わりにくいです。規定を確認した上で、基本給や手当の級で調整できるかを聞きます。
交渉の伝え方
「前職では〇〇の経験があり、△△の役割を担っていました。基本給の水準を、経験に応じてご検討いただけますか」と、経験と貢献をセットで伝えます。感情や比較ではなく、事実と希望で話します。
エージェントを使う場合は、交渉を任せられます。自分で交渉する場合は、内定通知の前後、入職前のタイミングで行います。
保育士の給与が上がりにくい構造
保育士の給与は、園が自由に価格を決められない仕組みの中で決まります。認可保育所の主な収入は、自治体から支払われる公定価格です。園の収入の枠が決まっているため、人件費に回せる原資も制度の範囲内になります。
処遇改善等加算は、この枠を上乗せする仕組みです。国が加算を拡充しても、園の経営状況や配分方法によって、職員の手取りに反映される額は変わります。
また、保育は人的サービスが中心で、収入の多くが人件費に充てられます。園の規模が小さいほど、一人あたりに配分できる原資は限られます。
この構造を知ると、どこを変えれば年収が上がるかが見えます。園を変える、公立を目指す、役職に就く、資格を増やす。それぞれの効果と負担を比べて選んでください。
よくある誤解
「公立は必ず高い」
公立は給与表と昇給の仕組みが安定していますが、地域や職種によって差があります。私立でも、法人の規定や処遇改善の配分によっては、公立に近い水準の園があります。
「月給が高い園は、年収も高い」
月給に固定残業代や手当が含まれている場合、年収ベースでは逆転することがあります。基本給と賞与の実績を確認します。
「ボーナスは必ず出る」
賞与は園の規定と業績によります。求人票の「賞与あり」は、実績額と支給時期を確認します。
「規模が大きい法人ほど高い」
従業員1,000人以上の法人でも、平均年収が低い場合があります。規模よりも、給与規定と処遇改善の配分を見ます。
地域差と公私の差をどう見るか
保育士の給与は、地域によっても差があります。都市部は求人が多く、地域手当が付く場合がありますが、家賃や生活費も高くなります。
年収だけで比べない
都市部は年収が高くても、家賃次第で手残りが減ります。手取りから家賃・食費・交通費を引いた「残るお金」で比べます。
自治体の支援制度
自治体によっては、保育士向けの家賃補助、就職準備金、研修支援を設けています。移住を考える場合は、自治体の支援制度を確認します。
公私の比較
公立は給与表、私立は法人規定です。公立の採用試験は狭き門ですが、私立でも給与条件の良い園はあります。どちらか一方に決めず、両方の求人を並べて比べます。
年代別の年収アップ戦略
20代
20代は基本給が低く、賞与も少ない時期です。この時期は、複数担任、行事、保護者対応、ICTなど、幅広い経験を積むことが、30代以降の転職時の評価につながります。資格・研修の修了も、手当の要件になります。
30代
30代は、主任・リーダーへのキャリアが見え始める時期です。役職手当や処遇改善の配分を意識し、研修の修了と役職への挑戦を検討します。転職する場合は、基本給と賞与の実績を確認します。
40代以降
40代以降は、役職の有無で年収差が広がります。管理職を目指すか、現場の専門性を深めるかで、キャリアの形が変わります。園によっては、専門職としての手当を設けている場合もあります。
どの年代でも、年収だけでなく、時給換算、休日、残業、通勤時間を合わせて判断することが、長く働くことにつながります。
よくある質問
保育士の給料が高い園はどんな園ですか?
公立保育園、大手法人の保育園、企業内・院内保育所は給与水準が高めの傾向があります。ただし、同じ形態でも園によって差があるため、基本給・賞与・処遇改善の配分を確認してください。
月給28万円の手取りはいくらですか?
額面のおよそ8割が目安です。月28万円なら手取り22万円前後になります。扶養家族や住民税によって変わります。
給料が高い園はどうやって見つけますか?
求人票で基本給・賞与実績・処遇改善・退職金を確認し、エージェントに条件を伝え、見学で残業や休憩を聞きます。公立は自治体の採用試験を確認します。
固定残業代とは何ですか?
実際の残業時間に関係なく、一定時間分の残業代を月給に含める方式です。何時間分か、超過分が別支給かを確認します。
処遇改善等加算は、必ず給料に反映されますか?
加算は園の収入に入り、職員への配分方法は園によって異なります。基本給への上乗せ、手当、賞与など、支給方法を確認してください。
転職すると給料は上がりますか?
園の給与規定で決まるため、条件の良い園に移れば上がる場合があります。一方で、前職の年収を基準にされ、下がる場合もあります。内定前に基本給と賞与を確認します。
給料が高い園が、働きやすいとは限らない
給料の高さと働きやすさは、別の軸です。年収が高くても、残業が多い、休憩が取れない、人間関係が合わないという園はあります。
給料と一緒に確認したいこと
- 月平均の残業時間と、繁忙期の残業
- 休憩が実際に取れているか
- 有給の取得率と、取りやすい雰囲気
- 産休・育休の取得実績
- 職員の平均勤続年数
- 退職者の数と理由
これらは、求人票だけでは分かりません。見学と面接で、職員の様子や、園の運用を確認します。エージェントに、過去の求職者の評判を聞くのも一つの方法です。
時給換算で見る
残業が多い園は、月給の割に時給換算が低くなります。年収を年間の実労働時間で割ると、働いた時間に対する報酬が見えます。
給料は、生活を支える大切な条件です。しかし、長く働くためには、休めること、相談できること、続けられることが同じくらい重要です。
給料の高さだけで園を選ぶと、入職後に「聞いていた条件と違う」となることがあります。求人票の数字は、内訳と実績を確認して初めて意味を持ちます。基本給、賞与、残業、休日を一覧にして、自分が長く働ける条件を選んでください。条件は入職後に変えにくいため、内定前の確認が重要です。
給料と働きやすさのバランス
転職先を選ぶときは、給料、働き方、人間関係、通勤の4つを並べて考えます。すべてを満たす園は少ないため、優先順位を決めます。
優先順位の例
- 子育て中:時短勤務、休みの取りやすさ、通勤時間
- 20代:基本給、経験を積めるクラス、研修
- 40代:役職手当、退職金、長く働ける環境
- 資格取得中:資格支援、勤務時間の調整
優先順位が決まれば、求人票の見る項目も絞られます。給料が2番目なら、基本給と賞与の実績を確認し、残業と休日は許容範囲かを判断します。
内定を比べるときは、額面の年収、手取り、時給換算、休日、通勤時間を一覧にします。数字で並べると、感情的な判断を減らせます。
家族と相談する
転職は、自分だけで決められない場合があります。パートナーや家族に、年収の変化、勤務時間、通勤時間を伝え、生活の見通しを共有します。特に、子育て中や介護と両立している場合は、急な残業や土曜保育の頻度も確認します。
給料が上がっても、家庭の時間が減りすぎると、長くは続きません。数字と生活の両方で、納得できる選択をしてください。
参考文献・出典
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まとめ
保育士の給料が高い園・低い園の差は、運営形態、基本給、手当、賞与、処遇改善の配分で決まります。同じ月給28万円でも、基本給と固定残業代の内訳で年収と時給換算は変わります。
求人票を見るときは、月給の合計だけでなく、基本給・手当・固定残業代・賞与の実績・退職金を分けて確認します。面接と内定通知で条件をすり合わせ、必要ならエージェントに交渉を依頼します。
保育士の平均年収と手取りの目安は保育士の平均年収、仕事内容は保育士の仕事内容で整理しています。ぜひ参考にしてください。
地域別の給料は保育士の給料事情(地域別)で整理しています。
執筆者
保育のハタラクナカマ編集部
編集部
保育士の転職・復職に関する情報を、一次資料と現場経験者の確認をもとに編集しています。







